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国際交流事業

令和6年度 海外看護学生研修受け入れ

令和6年7月8日~12日

シンガポール国立大学の看護学生が来日しました。本年度のプログラムは、秋田大学医学部附属病院では、ドクターヘリコプターやドクターカー、災害医療関連、ナースプラクティショナーの活動見学、遠隔医療関連、病院全体の見学を行いました。正和会様にご協力いただき、多くの異なる高齢者施設を見学させていただきました。保健学科内では、実習室やデジタルトランスフォーメーション関連の見学、グループワークや看護演習への参加をしてもらいました。その他に、秋田の文化理解のためにねぶり流し館を訪れました。秋田大学の看護学生は、一緒にお昼を食べたり、夕方に交流したり、授業では英語で話し合いをして交流しました。シンガポールの紹介もしてもらい、みんなで異文化の理解を体験することができました。とても有意義な国際交流となりました。本プログラムにご協力いただきました皆様、研修をご支援くださった皆様に、深くお礼申し上げます。

令和5年度短期海外研修報告会

令和6年4月18日

令和5年度短期海外研修報告会を開催しました。看護学専攻学生がシンガポール国立大学(シンガポール)、スラナリー工科大学(タイ)、ビブス大学(ベルギー)へ、理学療法学専攻学生がグリフィス大学(オーストラリア)へ、作業療法学専攻学生がチェンマイ大学(タイ)へそれぞれ短期留学を行いました。報告会では、それぞれの学んだことや苦労したこと、現地での生活の様子を中心に報告していただきました。なかには全編英語での報告や留学中のハプニングなどを交えて報告するなど、どの報告からも現地で充実した時間を過ごしてきたと感じ取れる内容となっておりました。令和6年度も同様に短期海外研修ならびにバーチャル交換留学プログラム開催を予定しております。この活動を通じて、保健学科のディプロマ・ポリシーでもある国際社会での医療・保健活動などを支援し貢献することができる能力を育んでいきます。

令和5年度 海外看護学生研修受け入れ

令和5年7月10日~14日

シンガポール国立大学・スラナリー工科大学(タイ)の看護学生が来日しました。海外学生の受け入れは、新型コロナウイルス感染症の影響により中止しておりましたが、本年度ようやく再開することができました。シンガポール国立大学の看護学生(4名)、タイ王国のスラナリー工科大学の看護学生(2名)・看護教員(2名)が、秋田大学医学部保健学科にて研修を行いました。本年度のプログラムは、看護学専攻の授業と演習、DXを用いた演習に加え、少子高齢化が進む地域の医療や介護について学べるよう、関連施設や活動の見学(NP、DMAT、地域包括支援センターの事業、特別養護老人ホーム、病院)を行いました。熱心に見学され、積極的な質疑応答があり、多くの学びがあったようです。そしてアクティビティの時間や課外では、本学の看護学生と楽しい時間を共にし、親交を深めることができました。研修が終了し秋田を出発する日には、災害級の大雨に見舞われ心配されましたが、幸い全員が安全に秋田を出発することができました。本プログラムにご協力いただきました皆様、研修をご支援下さった皆様に、深くお礼申し上げます。

国際研究シンポジウム「What health science can do for age friendly city」

令和5年4月25日

英国マンチェスター大学より2名の講師をお招きし、秋田大学保健学科国際交流センター、秋田大学高齢者医療先端研究センター共同企画による国際研究シンポジウム「What health science can do for age friendly city」を開催しました。Tine Buffel教授からは、マンチェスターにおけるエイジフレンドリーな活動の概要について、Sophie Yarker博士からは、「人口の高齢化と都市化」として、都市部の住み慣れた環境での生活に対する学際的視点についてご発表いただきました。本学の久米教授からは、高齢者の社会参加を促進する地域密着型活動について、眞壁教授からは、エイジフレンドリーな街づくりのための仏教の役割について、ご発表いただきました。
討議においては、マンチェスターにおけるエイジフレンドリーな環境を整えるための取り組みに関する質問などがあり、有意義な意見・情報交換ができました。

令和4年度海外リハビリテーション研修 グリフィス大学(オーストラリア)

令和5年3月4日~15日(理学・作業)

Griffith University(グリフィス大学)でのリハビリテーション研修を行ってまいりました。作業療法・理学療法学専攻にとって初のオーストラリア研修であり、参加学生は作業療法学2名、理学療法学4名、教員は各専攻から1名ずつの総勢8名での海外リハビリテーション研修でした。実はこの海外リハビリテーション研修は3年前に計画されておりましたが、コロナ禍により延期され、今回やっと3年越しの計画が実施できたことになります。
参加した学生にとって初めての海外であり、初めての他国の大学見学と学生との交流。
ワクワクドキドキという思いと、きちんと英語によるコミュニケーションが取れるのか?という不安の中で行われましたが、初日こそ静かにしていた学生も、徐々に慣れてきたのか、積極的にコミュニケーションをとるようになり、四苦八苦しながらも積極的にGUの学生とコミュニケーションをとり授業参加しておりました。この海外リハビリテーション研修に参加した学生は、GUで経験してきたことを色々な形で他の学生に刺激を与えてくれることと思います。この場をお借りして、後援会・同窓会の皆様、ご支援を頂き本当にありがとうございました。

令和4年度海外看護研修 シンガポール国立大学看護学部 アリス・リー・センター

令和5年3月13日~17日(看護)

数年、新型コロナ感染症の影響で実施できなかった本研修ですが、ようやく本年度再開することができました。看護学専攻3年生2名が、シンガポール国立大学看護学アリス・リー・センターにて、学生交換プログラムに基づく研修を行いました。
プログラムでは、日本の文化や秋田大学での学生生活の発表、授業「病態生理・薬理と看護実践」への参加、施設見学では学内の図書館、解剖学博物館、コミュニティホスピタル、ナーシングホーム、リハビリテーションセンターなどに訪れ、多くの学びが得られました。その他、研修外においては、現地の学生がシンガポールの文化や食などを紹介してくれるなど、学生同士の楽しい交流が図れました。
全日程において、シンガポール国立大学の皆様からの心のこもった配慮に深く感謝致します。

令和4年度海外リハビリテーション研修 チェンマイ大学(タイ王国)

令和5年3月5日~3月11日(作業)

平成31年2月以来のチェンマイ大学における海外リハビリテーション研修が行われました。今回、本学作業療法学専攻3年次学生2名がチェンマイ大学へ訪問しました。対象学生はチェンマイ大学作業療法学専攻学生の授業(グループ演習やフィールドワーク)へ参加しました。チェンマイ大学の作業療法教育を体験するとともに、チェンマイ市内の診療クリニックをはじめとするタイの作業療法士や理学療法士が働く臨床現場を学ぶことができました。研修プログラム内では、秋田大学の講義・実習や課外活動について英語プレゼンテーションする情報交換会が設けられ、学生同士の親睦を深めるたいへん有意義な時間となりました。今後もチェンマイ大学と連携しながら、国際的な視点を学ぶことができる海外研修を継続していきます。

令和4年度バーチャル交換留学プログラム(ベルギー、タイ王国、インドネシア、日本)

令和4年10月~令和5年3月(看護・理学・作業)

今年度も昨年度に引き続きバーチャル交換留学プログラムであるVirtual Exchange Program (VEP)を行いました。今回のテーマも持続可能な開発目標(Sustainable development goals: SDGs)としました。ベルギー(Vives University of Applied Sciences)、タイ(Suranaree University of Technology)に加え、インドネシア(WIRA Medika Bali Health College)、と、本学保健学科の4か国の学生が、オンラインを活用して英語で交流しました。3回における発表と意見交換を行いましたが、それぞれのテーマは、①デジタルプライバシー、②うつ病、③気候変動でした。毎回、各国の学生が自国の状況を発表ののち、各国からの専門家からの講義、そして、小グループに分かれて意見交換を行いました。今年度はパンデミック後初の実際に海外への短期留学も行いましたが、その前の準備にもなりました。困難なことに立ち向かうことで自己成長を果たし、そして、国際的な友と普段考えないテーマを共に話し合うことで、これまでの固定観念を崩し新たな視点を得ることができました。

令和4年度保健学科FD講演会 Effects of Exercise on Cognitive and Brain Health

令和4年7月29日

秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻国際交流センターは、タイ王国チェンマイ大学のDr. Somporn Sungkarat, PhD. ,PT教授(通称Pan先生)を招聘し、保健学科FD講演会を開催いたしました。
高齢化に伴う諸問題は、日本のみならずタイ王国においても喫緊の課題となっております。そこで本講演会では、Pan先生がチェンマイ大学で取り組んでおられる内容に関し“Effects of Exercise on Cognitive and Brain Health”と題して、運動が認知・身体機能にもたらす効果についてご講演して頂きました。英語による講演でしたが、非常に理解しやすく、ご講演後は質疑応答の予定時間をオーバーしてしまうほど、活発な意見交換ができました。Zoomを用いた講演会でありましたが参加者は37名で、学内教員だけではなく学外のPTの先生方も参加されての講演会でありました。これからも本FDを通して協定校との学術的交流を深め、今後は国際共同研究へ発展していければと思います。

令和3年度バーチャル交換留学プログラム(ベルギー、タイ王国、インドネシア、日本)

令和3年度バーチャル交換留学プログラム

令和3年10月~令和4年3月

今年度も世界的パンデミックによる影響にて、物理的な短期海外研修を行うことはできませんでした。しかし、昨年度に引き続きバーチャル交換留学プログラムであるVirtual Exchange Program (VEP)を行いました。今回のテーマは持続可能な開発目標(Sustainable development goals: SDGs)としました。ベルギー(Vives University of Applied Sciences)、タイ(Suranaree University of Technology)に加え、インドネシア(WIRA Medika Bali Health College)、と、本学保健学科の4か国の学生が、オンラインを活用して英語で交流しました。3回における発表と意見交換を行いましたが、それぞれのテーマは、①交通問題(SDGs目標11)、②薬物乱用(SDGs目標3)、③ジェンダー平等(SDGs目標5)でした。毎回、各国からの専門家からの簡単な講義ののち、各国の学生が自国の状況を発表、そして、小グループに分かれて意見交換を行いました。本学では、今年度より、本活動への参加の学生(3年次対象)には単位も与えています。学生だけでなく教員の英語力や国際能力の高まりを実感できるプログラムでした。

タイ王国チェンマイ大学作業療法学科 ナンタニ―・サティアンサクポン准教授によるZoom講演会

エレファント・アシスト・セラピー

令和3年9月9日

秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻国際交流センターは、タイ王国チェンマイ大学のナンタニ―准教授を保健学科FD講演のためにWeb上で招聘を行いました。チェンマイ大学作業療法学科ではエレファント(象)を発達障害領域のリハビリテーションに応用する実践研究を行っており、その特色ある「エレファント・アシスト・セラピー」について実際の動画などを交えながらとても分かりやすい講義をしていただきました。Zoomを用いた講演会では合計26名が参加しました。参加者の中には英語による講演に初めて参加した学部学生や大学院生もおり、国外におけるリハビリテーションの実際や研究活動について興味をもって学ぶことができました。本FDを通して協定校との学術的交流を深めることができました。今後は国際共同研究への発展も期待されます。

バーチャル交換留学プログラムVirtual Exchange Program(VEP)

バーチャル交換留学プログラムVirtual Exchange Program(VEP)

令和2年10月~令和3年3月

本年度は、COVID-19の影響で例年実施している短期海外研修を行うことはできませんでしたが、Web会議サービスZoomを用いて、Virtual Exchange Program(VEP)を実施しました。これまでも大学間で交流があった、タイ(Suranaree University of Technology)に加え、ベルギー(Vives University of Applied Sciences)、インドネシア(WIRA Medika Bali Health College)、と、本学保健学科の4か国の学生が、英語で交流しました。「COVID-19感染状況」、「コロナ禍の生活」、「コロナ禍の授業」、「コロナ禍の実習」、各テーマに沿ってまとめ、全体発表、ディスカッションを行いました。プレゼンテーションやディスカッションの準備においては、最大8時間ある時差や、それぞれの実習・授業の都合で、スケジュール調整が難しいことなど課題もありましたが、自室にいながら4か国の方と交流できるこのプログラムは、とても貴重で素晴らしい体験でした。全大学の皆様のご支援に深く感謝申し上げます。

米国ミシガン大学 家庭医療学講座
マイク・D・フェターズ教授によるオンディマンド講演

米国ミシガン大学 家庭医療学講座

令和2年1月

「第2回混合研究法勉強会」として、米国ミシガン大学のフェターズ教授に保健学科のFDのためにオンディマンド講演をしていただきました。世界的にも先駆的な「混合研究法」についてとても分かりやすい講義をしていただき、手掛かりとなる本の紹介もしていただきました。混合研究法とは質的データと量的データを同時に取り扱い、統合し分析する手法です。前回の来日後に、現在は共同研究も行われています。今後は、また来日していただき、さらなるワークショップを期待する意見がありました。

スラナリー工科大学看護学部での研修

スラナリー工科大学看護学部での学生交換プログラム研修

令和元年9月17日~26日

保健学科看護学専攻3年生2名と教員1名が、スラナリー工科大学看護学部にて、学生交換プログラムに基づく研修を行いました。Physical Activityの授業への参加、Maharat病院、Chokchai病院、Rajanagarindra精神病院、Don Parai医療センター、Parcoプライマリーケアユニット、スラナリー工科大学病院、Buddhistホスピスケアセンターを訪問し、産前ケア、精神科、ICUでの実習のほか、地域の家庭訪問にも同行させていただきました。プレゼンテーションでは、秋田大学の学生2名が秋田県の文化と秋田大学について英語で紹介し、スラナリー工科大学の学生からはタイの伝統的な踊りが披露され、秋田大学での研修プログラムでの学びについて発表がありました。タイ王国の文化やNakhon Ratchasimaの地域性を感じながら、有意義な学びが得られました。最終日にはプログラムをスラナリー工科大学の先生方と振り返り修了証を頂きました。
全日程において、スラナリー工科大学の皆様からのご支援に深く感謝致します。

令和元年度センター企画

オーストラリア現役クリニカルナース・スペシャリストが見る世界の医療現場

オーストラリア現役クリニカルナース・スペシャリストが見る世界の医療現場

令和元年8月5日

オーストラリアのシドニーで専門看護師として活躍している高橋奈央子先生に、「オーストラリア現役クリニカルナース・スペシャリストが見る世界の医療現場」と題して、オーストラリアで看護師になるにはどうしたらよいのか、日本とオーストラリアでの違いなどを話してもらいました。講義の後に、学生たちはたくさんの質問をしていて、どうしてオーストラリアにしたのかなどを聞いて、自分たちも将来海外で働いてみたいという夢を膨らませていました。

海外研修前に知っておきたいこと

海外研修前に知っておきたいこと

令和元年8月8日

WHOでもご活躍されてきた遠田耕平先生から、今年度短期海外研修に派遣される学生を対象に、「海外研修前に知っておきたいこと」と題して、予防接種の重要性や文化の違いをお話ししてもらいました。学生が派遣される国は、シンガポール、タイ王国、オーストラリアと様々ですが、遠田先生には学生の感じていることを引き出してもらいました。海外研修はとても貴重な体験になることを再認識する場となりました。

グランデッド・セオリー

グランデッド・セオリー

令和元年9月18日

英国ニューキャスル大学医学教育から、Jan教授、Charlotte助教、Amelia助教の先生方に来ていただき、質的研究における「グランデッド・セオリー」に関しての講義と演習を行いました。とても分かりやすい英語で丁寧に教えていただきました。特に演習において、デモデータを用いて、分析のひとつひとつの過程を深く理解することができました。

シンガポール国立大学・スラナリー工科大学(タイ)の看護学生来日

シンガポール国立大学・スラナリー工科大学(タイ)の看護学生来日

令和元年7月8日~12日

シンガポール国立大学の看護学生(4名)、タイ王国のスラナリー工科大学の看護学生(2名)・看護教員(1名)が、秋田大学医学部保健学科にて研修を行いました。例年お迎えしているシンガポール国立大学に加え、本年度よりスラナリー工科大学の看護学生の受け入れも始まりました。看護学専攻の授業、基礎看護学の演習、各関連施設の見学(老健施設、地域包括支援センター、ホームホスピス、大学病院)、本学学生と研修生による3か国の学生共同の急変時シミュレーション教育など、多くの学びとともに、本学の看護学生とも親交を深めることができました。

シンガポール国立大学看護学部アリス・リー・センターでの研修

タイ王国 チェンマイ大学での国際リハビリテーション研修

平成31年4日-8日

保健学科看護学専攻3年生4名と教員2名が、シンガポール国立大学看護学アリス・リー・センターにて、学生交換プログラムに基づく研修を行いました。今年も、東京有明医療大学の皆様と一緒に研修が行われました。

授業では、Comprehensive Health Assessment(包括的健康評価)とMaternal and Child Health(母子看護)への参加、施設見学では学内の図書館、Anatomy museum(解剖学博物館)、私立ラッフルズ病院、施設ピースヘブンにて、有意義な学びを得られました。研修後は、現地の学生がシンガポールの文化や食などを紹介してくれました。学生たちは、学業以外の活動や趣味などの話題で盛り上がり、国や文化を超えた交流が出来たと感じます。研修最終日の振り返りでは、秋田大学の学生4名が日本や秋田県の文化、秋田大学のプログラム、研修の感想などについて英語で発表し、修了証をいただきました。

全日程において、シンガポール国立大学の皆様からの心のこもった配慮に深く感謝致します。

タイ王国 チェンマイ大学での国際リハビリテーション研修

タイ王国 チェンマイ大学での国際リハビリテーション研修

平成31年2月17日~22日

保健学専攻作業療法学講座・理学療法学講座において念願であった初の「国際リハビリテーション研修」を行ってまいりました。両専攻とも学生を引率しての国際交流は初めてではありましたが、チェンマイ大学OT専攻・PT専攻の皆様方のおかげで、とても内容の濃い4日間の研修を受けることができました。研修では施設見学の他に、各専攻に分かれてのプレゼンテーションがありましたが、PT専攻の学生は緊張しながらも立派に秋田大学での学生生活について英語でプレゼンテーションを行ってまいりました。今回のこの経験は、彼女にとって、また彼女を通して両専攻の学生に対して、大きな影響を与えてくれるものと思っております。また施設見学中では、お互いの知識・技術をシェアしましょうということで、飛び入りで運動指導も行ってまいりました。今年度から始まった、秋田大学‐チェンマイ大学との学生交流事業は、隔年で受け入れる大学が変わります。よって次年度はチェンマイ大学からの学生・教員が秋田大学を訪問する予定となっており、今度は秋田大学のおもてなしをする番です。

中国 蘭州大学の看護研究者・看護管理者来日

中国 蘭州大学の看護研究者・看護管理者来日

平成31年1月28-31日

蘭州大学の看護研究者と病院で勤務する看護管理者(通訳を含む11名)が、平成31年1月28日(月)から31日(木)に、日本の高齢者の現状、病院視察、看護学専攻視察のために、秋田大学医学部保健学科に来日しました。28日(月)には、秋田大学医学部附属病院の見学、29日(火)には、高齢者医療先端研究センターを訪問し、センター長より日本の高齢者の現状やこれまでの対策、そしてこれからの対策について講義を受けました。30日(水)には、シミュレーションセンターの見学と看護学専攻の実習室見学を行いました。31日(木)には、急変時のシミュレーション教育を体験してもらい、その後、「中国における高齢者の現状と蘭州大学の紹介」と題して、Wang YanHong博士より講演していただき、互いの国の違いなどを話し合うことができました。アジアとして共通する点を共有できたことと、中国の国土の広さや人口の多さ、そしてシステムの特徴を理解することができました。今後さらに交流を進めていきたいと思います

米国ミシガン大学 家庭医療学講座 マイク・D・フェターズ教授来日

米国ミシガン大学 家庭医療学講座 マイク・D・フェターズ教授来日

平成30年10月1~2日

フェターズ教授が保健学科のFD講演のために秋田大学医学部保健学科に来日しました。世界的にも先駆的な「混合研究法」についてとても分かりやすい講義と演習をしてもらいました。混合研究法とは質的データと量的データを同時に取り扱い統合し分析する手法です。フェターズ教授は日本に住んでいたことがあり、米国でも日本人を対象に診療を行っていることから、とても日本語が流暢で、それだけでなくとてもユーモアあふれる人柄のため参加者は楽しみながら学ぶことができました。学外からの参加もあり合計56名の参加がありました。秋田が初めてでしたので、竿灯まつりの体験をとおして秋田の文化も深く理解してもらいました。秋田大学の教員や学生とも親交を深めることができました。今後の共同研究にもつながる来日でした。

スラナリー工科大学の看護研究者来日

スラナリー工科大学の看護研究者来日

平成30年7月27-28日

スラナリー工科大学の看護研究者(看護学部長を含む7名)が、平成30年7月27日(金)・28日(土)に、日本の高齢者がどのように健康を維持しているかについて視察するために、秋田大学医学部保健学科に来日しました。27日(金)には、高齢者医療先端研究センターを訪問し、センター長より日本の高齢者の現状やこれまでの対策、そしてこれからの対策について講義を受けました。その後、来年度からの看護学生の交流を実現するための打ち合わせも行いました。28日(土)には、オープンキャンパスに参加し、保健学科の多くの学生や教員と交流を深めることができました。

シンガポール国立大学の看護学生来日

シンガポール国立大学の看護学生来日

平成30年7月9-13日

例年行われている国際交流事業の一環として、シンガポール国立大学の看護学生(4名)が平成30年7月に、秋田大学医学部保健学科に研修に来日しました。看護学専攻の授業への参加、基礎看護学実習室での演習への参加、各関連施設の見学(老健施設、地域包括支援センター、ホームホスピス、大学病院)、秋田大学とシンガポール国立大学による共同での急変時のシミュレーション教育など、多くの学びとともに、秋田大学の看護学生とも親交を深めることができました。

チェンマイ大学の教員と学生の本学訪問

チェンマイ大学の教員と学生の本学訪問

平成28年9月14-16日

協定校タイ国チェンマイ大学の医療技術学部作業療法学科に在籍する教員3名と学生1名が秋田大学を訪問しました。今後、本学とチェンマイ大学における学生間の国際交流を実現するため、両大学の教育カリキュラムに関する情報共有と臨床実習先の病院見学(中通リハビリテーション病院、医学部附属病院)が行われました。

シンガポール国立大学看護学部とのクリニカルカンファレンス

シンガポール国立大学看護学部とのクリニカルカンファレンス

平成28年9月12日 附属病院多目的ホール

シンガポール国立大学看護学部からWang Wenru先生とYanika Kowitlawakul先生をお招きし、クリニカルカンファレンスを開催しました。Yanika先生が“Observation of handover process in an intensive care unit: Barriers and quality improvement strategy”というタイトルで、Wenru先生が“MRC Frame work for Complex Intervention: A-Home-based Self-management Cardiac Rehabilitation for Patient with Myocardial Infarction”というタイトルで講演され、看護研究の新しい視点を紹介して頂きました。この機会に両先生には、医学部のシュレーションセンターやウェンルー先生のご専門の附属病院の心血管リハビリ施設も見学していただき、様々なスタッフとの交流を持つことができました。国際的な研究に直接触れる大変有意義な機会となり、新鮮な刺激を受けたスタッフも多かったのではないかと思います。

タイから4名の先生をお招きして国際研究のワークショップ

タイから4名の先生をお招きして国際研究のワークショップ

平成28年6月13日 保健学科 大会議室

看護学専攻臨床看護学講座の眞壁講師がトヨタ財団の研究助成を得て進行中の研究「タイランドおよび日本における高齢者が健康に生きるための美容院・理容院を用いた情報交換プラットフォーム開発のための要素技術の検討」の国際交流事業として、タイのスラナリー工科大学とチェンマイ大学から看護系教員と作業療法士の計4名の先生をお招きし、国際ワークショップを開催しました。「地域創生」をテーマとして、日本とタイの異なった状況を比較しながら地域を創生するとはどういうことかを共に考え、また美容院・理容院を地域保健活動に役立てる可能性についても議論しました。学内外から多くの皆様にご参加いただき、ディスカッションも盛んに行われ、とても充実したワークショップとなりました。

ブータン王国における国際共同研究の成果報告

ブータン王国における国際共同研究の成果報告

国際交流の一環として、看護師のQuality of Life(生活の質)について、ブータン王国と共同研究を行っております。この度、ブータン王立大学における第1回国際学会(2015年11月)にて、ワンモ博士・眞壁(秋田大学・臨床看護学講座)が、「ブータン大学病院看護師の生活の質について」を発表し、最優秀口頭発表の賞をいただきました。今後も、さらに互いの理解を深めて、共同研究を発展させていきます。

どうなっているの?看護師のワークライフバランス

どうなっているの?看護師のワークライフバランス ポスター

平成27年3月14日 保健学科 大講義室

秋田大学大学院医学系研究科主催で、「どうなっているの?看護師のワークライフバランス」というテーマで国際シンポジウムを行いました。タイ王国からはノイ先生(チェンマイ大学看護学科)、マレーシアからサイード先生(イスラム国際大学看護学科)、シンガポールからヤニカ先生(国立シンガポール大学看護学科)をシンポジストに招き、眞壁幸子先生(秋田大学 臨床看護学講座)が座長として、髙階淳子先生(秋田大学 臨床看護学講座)がシンポジストとして参加しました。
このシンポジウムでは、各国における看護師のワーク・ライフ・バランス(仕事と私生活の両立)の現状について、それぞれの調査結果をもとに各国の報告と意見交換が行われ、同じアジアといっても、言語や文化、国民性、働く制度、働くことと私生活を充実させることに関する認識などについて共通点・相違点がわかり、他国での看護師の現状を知ることで自身の住んでいる国での働き方についても考えることができました。すべて英語での進行でしたが、同時通訳があり、非常に有意義なシンポジウムでした。

“The current state and issues of work-life balance in Japan”
Junko Takagai Akita Univ.

“The current state and issues of work-life balance in Thailand”
Orn-Anong Wichiaikum Chiang Mai Univ.

“The current state and issues of work-life balance in Malaysia”
Mohd Said Nurumal Int. Islamic Univ.

“The current state and issues of work-life balance in Singapore”
Yanika Kowitlawakul National Univ. Singapore

ブータン王国における助産教育と看護の現状

ブータン王国における助産教育と看護の現状 ポスター

平成27年2月19日 保健学科 大講義室
演者 ブータン王立大学健康科学院教員

“Midwifery program in Bhutan”
Sonam Deki

ブータンにおけるリプロダクティブ・ヘルスに対する戦略的計画について話されました。この計画の目標は 1) 新生児や妊産婦の死亡率を低下させること2) 避妊を普及させること 3) 子宮がん及び乳がんの発症率を低下させること 4) HIVなどによる生殖器系感染症の発症率を低下させることで、そのための対策についても述べられました。

“Nursing in Bhutan”
Phuntsho Om

ブータンのおもな健康問題は、呼吸器系の感染、下痢症、胃癌、子宮頸癌、アルコール性肝炎、事故や障害、薬物の乱用、糖尿病、高血圧です。しかしブータンでは医師や病院のベッドが不足しており、人口10万に対して3人の医師、一つの病院ベッドに対して555人の割合であると話されました。

ブータン王国の現状と王立ブータン大学の役割

ブータン王国の現状と王立ブータン大学の役割 ポスター

平成26年2月10日 保健学科 大講義室
演者 ブータン王立大学健康科学院教員

“Background of Royal Institute of Health Sciences and the role of Department of Midwifery”
Renuka Mothey

1970年代からブータンでは、妊婦に対する健康維持プログラムが最優先事項として施行されてきました。それ以降、妊産婦死亡率は着実に減少しました。その原因として熟練した助産師が増えたこと、母親や新生児に対するケアを無償とするよう政府が積極的に関与したこと、看護師や助産師の教育を無料で提供し、卒業後直ちに雇用されるようにしたことなどが挙げられます。

“The role of Department of Nursing and Gross National Happiness in Bhutan”
Manikala Moktan

1974年から始まり今日までのブータン王立健康科学院の歴史が紹介されました。さらにブータン王国に関する様々な情報、地理的な位置、国土面積 (38,394 平方キロ)、人口 (634,982人) 、公用語はDzongkha語であり、国民の80%が仏教徒であることなどが話されました。最後にブータンを最も有名にしたGross National Happinessという概念、幸福とは何かについても教えて頂きました。