カリキュラム
保健学科の教育課程は教養基礎教育、専門基礎教育、専門教育を系統立てて学ぶようになっています。
授業・実習
1年次 基礎作業学 ~治療遊具体験~
学内にはブランコ、すべり台、ボールプールなどの遊具設備のある実習室があります。遊びのなかで発達を促す治療方法を学びます。
2年次 基礎作業学実習
手工芸やレクリエーション、日常生活動作など様々な作業活動を経験し、動作の分析をとおして身体への作用や心理的な効果、治療に用いる際の注意点などを学びます。
- 木工 本棚製作
- 鯉のぼり製作
- 調理実習
- レクリエーション 風船バレー
2年次 運動・神経障害作業療法評価学実習
身体機能の評価・検査方法を学びます。
- 筋力検査
- 感覚検査
- 腱反射検査
- 関節可動域検査
3年次 神経障害作業治療学
高次脳機能障害のテストバッテリーを実際に経験しています。
3年次 精神障害作業療法評価法演習
精神疾患に対する検査方法について学びます。
3年次 生活支援技術学実習 ~学内車いす駆動実習~
学内に整備されたバリアフリーコースで車いすの駆動方法や段差の越えかた、介助の方法などを学びます。
- 車いす駆動実習
2・3年次 生活支援技術学実習 ~車いす模擬体験実習~
実際に車いすを使用している方から指導を受けながら車いすに乗って公共交通機関の利用や学外の施設を巡る体験をします。
3年次 生活支援技術学実習 ~自由課題~
1~3年生の縦割りのグループで学内環境を整備するという自由課題に対して計画の立案、実施、発表を行います。
3年次 生活活動学実習 ~障害別ADL実習~
障害のある方に対して日常生活の自立に向けた支援方法について学びます。
- 手の動作の介助に用いる福祉用具の学習
- 上肢装具・スプリント製作実習
- 片麻痺患者さんのお風呂の入り方の演習
- 立ち上がり介助の練習
3年次 生活活動学実習 ~自助具・遊具発表会~
オリジナルの福祉用具や治療に使う道具を考えて制作し、発表します。
- ポスターかんたんラップ
3年次 運動障害作業治療学実習
運動障害のある方に対する治療技術の修得や治療プログラムの立案・実施方法等について事例をとおして学びます。
- グループで治療プログラムを立案し発表
- 立案した治療プログラムの実施
- 立案した治療プログラムの実施
3年次 老年期障害作業療法評価法実習
秋田県三種町上岩川地域の方々のご協力を得て心身機能や生活構造等を分析する評価実習を行っています。実習終了後は地鶏を使った地域の名物だまこ鍋をみんなで作っておいしくいただきました。地域の方々との交流を含めた大事な実習なのです。
- 地域住民の方の生活構造時間の調査
- 郷土料理だまこ鍋作りを体験
- 地域住民の方々と鍋を囲んで昼食会
4年次 卒業研究
4年生では各自のテーマに基づいて研究を行い、発表・論文作成をします。
- 実験によるデータ収集
- 卒業研究発表会