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須藤栞助教が著者となる学術論文が国際誌『Nurse Education Today』に掲載されました

論文タイトル

Development of a learning needs assessment tool for perioperative nurses: A methodological study

著者名

Shiori Suto, Toshiko Nakayama

雑誌名

Nurse Education Today

研究概要

近年、手術適応となる疾患の拡大と手術手技の発展により、手術は多様化しています。それに伴い、手術室看護師は、患者の安全確保と円滑な手術の遂行に向け、全診療科の手術内容を熟知するとともに、複雑化する患者の特性に応じた看護実践が求められます。

看護基礎教育課程の多くは、手術室の見学実習を採用しており、学生が手術看護の実践を経験する機会はほとんどありません。したがって、看護基礎教育課程を修了したのみでは手術看護の実践に必要な知識、技術を十分に修得することが困難です。そのため、手術室看護師が手術看護に関する専門的な知識や技術を修得し、自らの職業的発達に向けた能力向上を目指すためには、自己学習や院内教育などの看護継続教育機会の活用が不可欠です。

看護師は成人学習者であり、自らの学習ニードを明確に知覚することにより、効果的に学習を進められるという特徴を持ちます。手術室看護師個々の学習ニードの充足は、手術の目的達成に必要な専門的知識、技術修得の一助となり、患者への質の高い看護の提供につながります。しかし、手術室看護師の学習ニードの明確化に活用可能なアセスメントツールは、国内外ともに未開発でした。

そこで、本研究は、「学習ニードアセスメントツール-手術室看護師用-」を開発しました。また、全国調査を通して、開発したアセスメントツールが十分な信頼性と妥当性を有することを確認しました。

本研究の成果は、手術室看護師の学習ニード充足の一助となり、手術看護の質向上と看護師個々の職業的発達に寄与します。

論文

URL:https://doi.org/10.1016/j.nedt.2025.106621