2018年06月30日
「がんの親をもつ子どもへの支援についての研修会」第2回CLIMB(クライム)®アシスタント養成講座を開催しました!
平成30年6月30日(土)、秋田CLIMB®プログラム(代表:臨床看護学講座 赤川祐子)により、第2回CLIMB®プログラムアシスタント養成講座を開催しました。
第一部では、臨床看護学講座赤川により、「秋田県における子どもへの支援の現状」について、親子への支援の事例を用いて講演しました。次に、臨床看護学講座 兼緩和ケアセンター長の安藤秀明教授より、「親の会の現状報告」をテーマに、親がどのような困難さを抱いているのか、その中でどのような関わりが重要か、ご講演いただきました。
第二・三部では、日本においてCLIMB®プログラム実践の第一人者である東京共済病院医療ソーシャルワーカーで、NPO法人Hope Tree代表の大沢かおり氏を講師として、プログラムのご講演と実践ワークショップを行いました。
講座には、17名の医療従事者や看護学生らが参加しました。子どもになりきってCLIMB®のアクティビティーを楽しみ、かつ、アシスタントとしての役割を担うべく真剣な表情で取り組んでいました。今後も支援の輪が広がるよう、継続していきたいと思います。
※CLIMB®(Children’s Lives Include Moments of Bravery)プログラムとは?
米国で広く用いられている、がんの親をもつ子どものためのグループワークです。子どもの力を引き出し、親の病気に関わるストレスへの対処を高めることを目的としています。
臨床看護学講座 赤川祐子
<実践ワークショップの様子(大沢かおり氏)>
<集合写真アシスタント養成講座参加者>