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シンガポール国立大学看護学部のシャファリ先生が本学を訪れ、小児看護学分野と共同研究の打ち合わせをしました。

シンガポール国立大学看護学部のシャファリ先生が、日立財団の奨学金を受け、11月20日から2週間本学に滞在し、小児看護学分野の教官と共同研究の打ち合わせを行いました。シャファリ先生は助産師でもあり、これまで母性看護学の領域で多くの研究業績があります。多くの研究費獲得の実績と数多くの発表論文に加えて、複数の教育賞や学会賞を獲得するなど、その内容は目を見張るものがあります。おそらく、これからのシンガポールの看護教育を担っていく中心人物の一人と思われます。今回は、小児がんの児童とその家族に対するサポートに興味を持ったということで、学童期の小児がん患者のQOLの調査を秋田とシンガポールで行い、その結果を比較することとなり、その研究のアウトラインを作成することができました。また、2週間の滞在期間中に、附属病院や中通病院で秋田における小児がん診療の実際や県立医療療育センターも見学していただき、母子看護学講座で開催した英語による大学院セミナーにも参加してご講演いただきました。シャファリ先生も、大変刺激を受け、何よりも秋田の滞在を大変楽しまれて、無事帰国なさいました。本学の教員も、今が旬の国際的な看護学研究者との交流ができ、大変刺激になったことと思います。この共同研究が、将来どのように展開するのか、大変楽しみです。また、今回の研修にいろいろご協力いただいた多くの皆様方に、この場を借りてお礼申し上げます。

シンガポール国立大学看護学部のシャファリ先生が本学を訪れ、小児看護学分野と共同研究の打ち合わせをしました。

シンガポール国立大学看護学部のシャファリ先生が本学を訪れ、小児看護学分野と共同研究の打ち合わせをしました。

シンガポール国立大学看護学部のシャファリ先生が本学を訪れ、小児看護学分野と共同研究の打ち合わせをしました。

写真は、シャファリ先生にご講演いただいた、母子看護学講座の英語による大学院セミナーの様子です。