2017年06月24日
第32回秋田県母性衛生学会を保健学科大講義室で開催しました。
6月24日(土)に、本学の母子看護学講座の篠原ひとみ教授が学会長を務め、第32回秋田県母性衛生学会を保健学科大講義室で開催しました。参加者は、産婦人科病棟や開業の助産師・看護師さんが中心ですが、本学の看護学専攻の学生(主に3年生)も多数参加されました。一般公演6題の中の4題は本学の卒業生の卒業研究の発表だったので、参加した学生には先輩の発表がとても参考になったと思います。日本赤十字秋田看護大学の大髙恵美先生からは、秋田県で展開している多胎を出産したお母さんを支援する「あきた多胎ネット お喋りサロン」の紹介をしていただきました。特別講演では、社会福祉法人若楠・児童発達支援センター長(聖マリア学院大学客員教授)の橋本武夫先生をお招きし、「母乳育児支援をぶった切る! ~誤解の修正と寄り添いへの支援へ~」の演目名で講演をお願いしました。いささか物騒なタイトルですが、とてもユーモアに富んだお話で、母乳支援の様々な誤解を正しましょうと熱く語っていただきました。講演時間は2時間と長時間を設定しましたが、時間が経つのが短く感じられるほど、内容の濃い講演でした。秋田県の母子保健活動の未来を考える、楽しい学びの学会となりました。