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2025年12月04日(木)
放射線医学講座 和田優貴 講師を筆頭演者、放射線医学講座 森菜緒子 教授、中央放射線部 照井正信 診療放射線技師長、看護部 保坂めぐみ 副看護師長を共同演者として、日本放射線腫瘍学会第38回学術大会において、優秀演題に選出されました
2025年11月27~29日に東京国際フォーラムにて開催された日本放射線腫瘍学会第38回学術大会において、放射線医学講座 和田優貴を筆頭演者、放射線医学講座 森菜緒子教授、中央放射線部 照井正信技師長、看護部 保坂めぐみ看護師を共同演者として、「地方における放射線治療適応率に影響する因子に関する全県アンケート調査」の口頭発表を行い、優秀演題に選出されました。「基礎的または臨床的に大きな意義が認められている研究、または先駆的で将来展開の期待できる研究、放射線治療の啓蒙・啓発を目的に放射線治療以外の学会でぜひとも発表して欲しいと考えられる演題」として選考されたものです。
本研究では、放射線治療適応率(がん罹患数に対する放射線治療実施患者数)に影響する因子を、秋田県内のがん診療拠点病院等へのアンケート調査で解析し、照射開始までの待期期間の短縮、病床数の確保、および、がんの治療選択への放射線治療医の関与が重要であることを報告しました。本結果は、特に今後がん患者数が減少する地方都市において、放射線治療施設の適正配置や診療体制のあり方など、医療政策検討の一助になることが期待されます。
備考
https://www.congre.co.jp/jastro2025/common/files/abstracts.pdf


