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2025年12月04日(木)
地域心身医療学講座 Yong Kim Fong Roseline(ロザリン) 助教が代表者を務める特定非営利活動法人 光希屋(家)が第3回「未来をつくる こどもまんなかアワード」未来へつなぐ「応援団」部門(内閣府特命担当大臣表彰)を受賞しました
地域心身医療学講座 Yong Kim Fong Roseline(ロザリン) 助教は11月27日に、特定非営利活動法人光希屋(家)代表として第3回「未来をつくる こどもまんなかアワード」未来へつなぐ「応援団」部門(内閣府特命担当大臣表彰)を受賞しました。本賞は子どもや子育てを支える活動を行う団体・企業・個人を、内閣府が公式に評価し表彰する部門であり、日本全体で「子どもまんなか社会」を実現するための推進力となることを期待して設けられております。
マレーシア出身のロザリン助教は、いじめやひきこもり等の経験を原点に、日本の深刻なひきこもり・自殺問題に向き合い、研究と実践を両輪で進めてまいりました。秋田移住後、平成24年に当事者の居場所と自立支援を行う「光希屋(家)」を設立し、社会資源が乏しい地域でも実践可能な「ふらっと」モデルを構築しました。関連機関と連携したデータ分析により、科学的根拠に基づく支援方法の確立に貢献しております。ピアサポートの導入により利用者が互いに支え合う環境を整え、多くの社会復帰を実現してまいりました。さらに医学生の研修受け入れを通じ、心理社会的ケアの理解促進にも寄与しております。なお、光希屋(家)はその社会的価値が評価され、2022年に秋田大学よりベンチャーの称号を授与されました。


