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2023年01月05日(木)

総合診療医センターの入江 康仁 特任助教の学術論文が国際誌『Burns Open』で国連SDGsへの取組みの論文に選出されました。

論文タイトル

Survey on the current status of self-immolation attempts in Akita Prefecture: A cross-sectional survey

著者名

Yasuhito Irie, Tasuku Nara, Kasumi Satoh, Koumei Kameyama, Toshiharu Kitamura, Manabu Okuyama, Hajime Nakae

掲載誌

Burns Open

研究等概要

本論文は自殺死亡率が高い秋田県における熱傷による自殺の実態についての研究です。救急・集中治療医学講座では長年にわたり、救急医療からみた自殺予防対策を行っていますが、入江特任助教の研究は今後の再企図防止対策にも活用できるものです。国連は貧困、不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、グローバルな課題の解決を目指すべく、持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)を掲げました。SDG3では「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」(Ensure healthy lives and promote well-being for all at all ages)という目標が挙げられています。本論文はその関連事項として採用されました。秋田大学での取組みが国際的に評価されたことは今後の自殺予防対策の活動の追い風にもなるものです。