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2018年12月06日(木)
“県民の健康を守る” 秋田大学医療フォーラムを開催
秋田大学医学部・附属病院は11月17日,呼吸器疾患をテーマとした“県民の健康を守る”秋田大学医療フォーラム「呼吸器疾患 空気を美味しく吸うために ~肺の病気の予防と治療~」を開催しました。
8回目となる今回は,呼吸器疾患の症例と最先端の治療技術,医療現場や行政の現状,やさしい禁煙方法などを広く県民に紹介することを目的として,秋田市出身でフリーアナウンサーとしてご活躍の小倉智昭さんを特別ゲストに迎え,市民の皆さん約300名が参加しました。
山本文雄学長の開会挨拶の後,羽渕友則附属病院長の進行により,タバコ肺(COPD)について中山勝敏呼吸器内科教授から,肺がんについて南谷佳弘呼吸器外科教授から,呼吸リハビリについて佐竹將宏理学療法学講座教授から,受動喫煙ゼロに向けた県の取り組みについて堀井啓一秋田県副知事から,そして最後に,やさしい禁煙法について三浦進一秋田県医師会常任理事からそれぞれ講演がありました。
後半のシンポジウムでは,小倉さんが登場。尾野恭一医学系研究科長がインタビューを行い,2人の軽妙なトークが繰り広げられました。引き続き行われたパネルトークでは,来場者から寄せられた質問にパネリストや小倉さんが答える形式で予防や禁煙の大切さなどが語られました。
そして最後に,伊藤宏副学長が「本日の学びを周りの方々に伝え広めて欲しい」との挨拶でフォーラムを締めくくりました。
また,小倉さんは,フォーラム前日に附属病院を訪問し,呼吸器疾患の最新の検査と治療の現場を見学しました。