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2018年04月04日(水)

眼科学講座 石川誠准教授、眼科 澤田有講師が表彰されました。

〇EXPERIMENTAL EYE RESEARCHのレビュワーの貢献に対して表彰される

医学部眼科学講座では、眼科領域の定評ある国際ジャーナルの論文査読者としての貢献が認められ、石川誠准教授(Experimental Eye Research誌)と澤田有講師(Ophthalmology誌)の2名が表彰されました。

石川准教授が受賞したOutstanding Reviewerの表彰は、2012年度から行われており、2016年から2017年の2年間にExperimental Eye Research誌に発表された419論文をチェックして、800名以上のReviewerのうち評価が高かった上位10%から選ばれたものとなっています。澤田講師が受賞したOne of the best Reviewerは、2016年にOphthalmology誌に投稿された全論文をチェックして、数千名を超えるReviewerから選ばれたものとなっています。

学術論文においては、学術専門誌に掲載される前に、同じ分野の専門家(Reviewer)の評価を受ける過程があり、この過程を査読と言います。査読の評価内容によって掲載か不掲載が決定されるため、論文の査読は、学術誌の質を決定づけるものとして、近年、益々重要性が増しています。

眼科学講座の吉冨健志教授は、「眼科学講座の緑内障研究グループから2名の受賞者が出たことは、大変に喜ばしいことと思います。これが秋田大学や眼科学の今後の発展に繋がれば、と思っています。」とコメントしており、今後の両名の活躍が期待されるところです。