⑤学生広報インタビュー紹介 医学部医学科三年 小西美奈さん

⑤学生広報インタビュー紹介 医学部医学科三年 小西美奈さん

小西 美奈

学生広報インタビュー第2弾として、高校時代の体験や秋田大学医学部医学科の良いところについて秋田大学医学部医学科三年生の坂田捺哉(さかた なつや)さんと、医学部医学科の三年生の小西美奈(こにしみな)さんのインタビュー記事を紹介いたします。

Q1.出身高校を教えてください!

東京都立小石川中等教育学校の出身です。

Q2.高校時代の部活動での活動や、勉強習慣などを教えてください!

沢山あるんですけど、地元のチームでバトントワリングをしていて、学校では卓球部と料理研究会に入っていました。バトントワリングでは、チームで踊ったり個人で演技をしていたりしていました。また、卓球部では女子キャプテンをしましたね。団体戦でみんなを励まして、チームをまとめる役割をしていました。料理研究会では、文化祭でお菓子の販売をしていました。結構たくさんの活動をしていたと思います。

いろんな活動をしている中で、勉強もしなければいけなかったのは事実です。時間のない中で、工夫して勉強をしていました。電車通学だったのですが、その隙間時間で勉強するようにしていました。あとは、朝型なので、朝早く起きて勉強するように意識していました。できるときに勉強をする!ということが大事だと思います。

定期テストとか模試などの試験では、直前でまとめてするタイプでした。間違ったところを何回も復習するようにしていて、できるようになるまで繰り返して勉強していましたね。わからないところを放置しないように気を付けていました。

Q3.受験生の時の生活習慣を教えてください!

部活が終わった後の話になるのですが、現役の時は塾に通っていなかったので、放課後学校に残って、自習室で勉強していました。家に帰ってからは、リビングで人の目があるところで勉強するようにしていました。

浪人の時には、塾に通い、朝から夜まで授業があって、終わった後は自習室で勉強していました。自宅から塾が近かったので、寮には入らず通っていました。

受験生の時の不安としては、将来やりたいことがみえていなかった、ということが挙げられます。医療系には興味があったのですが、何のために勉強しているかがわからなくなる時期がありました。なので、とりあえず勉強しているような感じでしたね。いまやっていることが将来に直結するかがわからない不安もありました。

受験の最後の方の時期になると開き直って、ここまで頑張ってきたから自分のためにやり切ろうという気持ちで頑張っていたことを覚えています。

Q4.受験本番の時に気を付けていたことなどはありますか?

気を付けたことは、模試などの試験がある日と同じようなご飯を食べるように気を付けていました。試験の日のルーティンですね。もう一つは、家族からのメッセージを読み返していたことです。家族から受験に対してのメッセージをもらって、受験本番の前日にはそのメッセージを何度も読み返していました。

あと大事なのは、休み時間とか試験が始まる前に、首を回して、体をほぐすことです。頭に血流が行かないとよくないと思ったので、呼吸して頭を活性化していました。模試の時にも同じようなことに気をつけていましたね。これも一種のルーティンといったものだと思います。

Q5.入学当初の秋田大学医学部医学科の印象はどのようでしたか?

講義室が広いのがびっくりしました。予想よりはるかに広くて、驚きました。

あとは、新歓(新入生歓迎会)で先輩と会ったのですが、部活内同士や先輩同士で人人の距離感が近いということが印象的でした。その人間関係の中に深いつながりを感じたことを覚えています。今振り返ってみれば、みんなが本道地区に住んでいるし、所属するコミュニティのなかでもたくさんの活動をするので自然と仲が良くなったのだと思います。何でも話せるような感じでした。

Q6.秋田大学医学部医学科の良いところはどこですか?

一つ目は、授業教科のバランスがいいというところです。留年の割合が低いのに、医師国家試験の合格率が高いことが特徴の秋田大学ですが、そのようなことは非常に医学生にとっては重要であると思います。医師国家試験の合格率が高いということは、先生が学生を見捨てないで指導を続けてくれたり、周囲の同級生の医学生がフォローアップしてくれたりしてくれているからであると思います。実際に秋田大学に入ってきてからもそのようなことは実感しています。成績が悪くても、みんなで支えあって進級して、最後には医師国家試験に合格していくということが非常に素晴らしいことだと思います。こういった点が、受験生の皆さんに秋田大学医学部医学科を受験することをおすすめするポイントです。

二つ目は、部活動が充実していて、人間関係が親密である、ということです。深い人間関係が築けるということだと思います

三つ目は、シミュレーションセンターが充実していることです。セミナーや一部の授業で使用することがありましたが、実際の器具を使って本番を想定して手技の練習をできることは良いと思います。

Q7.いま、三年生ですが、興味深い授業等はありますか?

カテーテル治療に関する放射線のセミナーがありました。実際にカテーテル治療の体験をしてみて、とても楽しかったです。実際の模型に本物のカテーテルを使い、モニターを見ながら正しい血管に入るように操作しました。本物のカテーテルの機械を使ったのが印象的でした。

他には、産婦人科セミナーが面白かったです。いろんな企画があるなかで、若手の医師が頑張って産婦人科をすすめたい気持ちを感じることができました。そういった観点からも産婦人科に魅力を感じました。産婦人科医として、出産に立ち会えるのは魅力的ですしね。産婦人科医の、自分たちがやりがいを持っているところがいいなと思えました。

また、緩和ケアも興味深かったです。公衆衛生学の実習で緩和ケアを中心にしている病院に法申したのですが、これから数が増えてくる高齢者のQQL(生活の質)について個人の尊厳を保つ医療をしたいと想うきっかけになりました。癌の終末期の患者さんとしゃべったり、病院長と話したりして、緩和ケアの重要さを学ぶことができました。さらに、医師が終末期の患者さんとのコミュニケーションをとるのが上手でした。相手の思っていることをうまく引き出せているように感じましたね。

Q8.将来の夢(医師に関わることで)や医師としての目標はなんですか?

先ほどの緩和ケア病棟で働いている医師を見ても思ったのですが、患者さんとコミュニケーションをとることができるような働き方をしたいと思います。患者さんのことを安心させることができるような医師になりたいですね。

具体的な診療科は、産婦人科に興味があります。カテーテル治療も楽しかったです。循環器や放射線科も面白そうだなと思っています。他にも、医師として経験を重ねてからは緩和ケアもやってみたいです。

子育てもしたいと持っているので、そういうことも両立できるような医師になりたいです。まだ迷い中ですがいろんなことを考えながら決めていきたいと思います。

Q9.最後に、受験生に対してメッセージがあれば教えてください!

諦めたくなるときもあると思いますが、頑張ったことは無駄にならないと思うので、自分を信じて頑張ってください!!秋田大学でみなさんをお待ちしています!!

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