耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
組織紹介
医学専攻 機能展開医学系:耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座の概要
詳しくは、当該 医学専攻 機能展開医学系:耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座 ホームページをご覧ください。
構成員の紹介
教授 | 山田 武千代 | Takechiyo YAMADA |
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准教授 | 鈴木 真輔 | Shinsuke SUZUKI |
講師 | 川嵜 洋平 | Yohei KAWASAKI |
助教 | 小泉 洸 | Kou KOIZUMI |
助教 | 齋藤 秀和 | Hidekazu SAITO |
助教 | 椎名 和弘 | Kazuhiro SHIINA |
医員 | 飯川 延子 | Nobuko IIKAWA |
医員 | 宮部 結 | Yui MIYABE |
医員 | 山田 俊樹 | Toshiki YAMADA |
医員 | 富澤 宏基 | Hiroki TOMIZAWA |
大学院生 | 登米 慧 | Satoshi TOYOMA |
言語聴覚士 | 水野 知美 | Tomomi MIZUNO |
言語聴覚士 | 石川 美沙子 | Misako ISHIKAWA |
教育と研究の概要
主な担当授業
耳鼻咽喉科学,頭頸部外科学に関する序論を述べ当該領域の学問を総括した後、耳科学、上部消化器学、上部呼吸器学、気管,食道,頚部学に分けてそれぞれの臨床解剖、生理機能、臨床検査法の基本とその診断学的意義および症候学ならびに治療法について概説する。
主な担当講義のテーマは
(1)外・中耳疾患 (2)耳鳴、難聴 (3)高度難聴への対応
(4)メニエール症とその周辺疾患 (5)聴神経腫瘍 (6)人工内耳
(7)嗄声・喉頭腫瘍 (8)甲状腺腫瘍 (9)顔面神経麻痺 (10)めまい
(11)嗅覚障害 (12)副鼻腔炎 (13)鼻腔形態異常 (14)鼻アレルギー
(15)耳鼻科と形成外科 (16)口腔疾患 (17)唾液線疾患
(18)甲状腺腫瘍性疾患 (19)睡眠時無呼吸症候群 (20)異物症の診断と治療
(21)嗄声 (22)喉頭腫瘍 (23)頭頸部のう胞性疾患
(24)頭頚部癌の集学療法 (25)耳鼻科領域の自己免疫疾患
(27)難聴と補聴器顔面神経麻痺 (28)遺伝子異常と難聴
主な研究対象
1) めまいの基礎と臨床
2) 睡眠時呼吸障害の臨床
3) 聴神経腫瘍の診断と治療
4) 顔面神経障害の診断と治療
5) 頭頸部癌と遺伝子異常
6) 鼻アレルギーの基礎
医学専攻 機能展開医学系:耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座の概要
1) めまい患者の平衡機能に関する総合評価と病巣診断ならびに治療
2) メニエール病に対する内リンパ嚢開放術
3) 中頭蓋窩法による聴神経腫瘍摘出術
4) 難聴の診断と治療
5) 睡眠時無呼吸症候群に対する診断と治療
6) 頭頸部癌治療における再建手術
(顕微鏡下遊離空腸、骨、筋皮弁移植、神経移植)
7) 頭頸部腫瘍における遺伝子診断
研究へのご理解・ご協力のお願い
秋田大学耳鼻咽喉科学教室は、昭和47年の講座開設から、戸川清初代教授、石川和夫2代目教授を引き継ぎ、平成29年より山田武千代教授体制となりました。
臨床では自家移植による再建を必要とする頭頸部悪性腫瘍手術、内視鏡下鼻副鼻腔手術、聴力改善手術、頭蓋底外科手術、音声機能改善手術、口蓋扁桃摘出手術に至るまで、耳鼻咽喉科・頭頸部外科の手術をすべて行っております。頭頸部腫瘍・癌の治療に関しは、最高レベルの成績をあげ、頭頸部癌の治療成績の向上に積極的に努めています。
教室のメインテーマの一つである鼻アレルギーの基礎と臨床の分野においては、基礎ならびに臨床研究を行っており多くの業績をあげ、本教室から、千葉大、山梨医大、滋賀医大の教授を輩出しています。
神経耳科学分野では、めまいの治療では、保存的に対応困難な疾患に対しては外科的な処置(内リンパ嚢開放術、聴神経腫瘍を含む)にて対応し満足いく結果となっています。各種耳疾患に対する聴力改善手術に関しては、人工内耳、人工中耳も含めて施行しており、大学を含む秋田県の難聴スクリーニングの体制は、本邦でもモデル地区として評価されています。その他、顔面神経、いびき、音声、味覚、嗅覚、嚥下といった分野の治療も力を入れています。
研究活動においては治療方法や治療成績に関する臨床研究は言うまでもなく積極的に行っておりますが、基礎の分野でも腫瘍・アレルギー・免疫・内耳などの研究を活発に行い、これまで国内外を問わず様々な専門領域で業績を上げております。当科入局者は全員が博士課程に進みますが、大学院在籍中の給与や福利厚生は配慮されております。大学院生は当講座のみならず、本学の基礎講座、他大学有名研究室へ出向可能であり、その分野で世界最先端の研究に携わる機会があります。意欲があれば海外留学も可能です。これまで、アメリカからヨーロッパに至るまで様々な研究機関への留学実績があり、「最先端の研究」を目標としています。留学先としては、アメリカ:カリフォルニア大学ロスアンゼルス校、サンディエゴ校、バッファロー大学、ベイラー医科大学(ヒューストン)、マウント・サイナイ病院(ニューヨーク)、ピッツバーグ大学、ミネソタ大学、シカゴ大学、パスツール研究所(フランス)などです。