皮膚科学・形成外科学講座

組織紹介

医学専攻 機能展開医学系:皮膚科学・形成外科学講座の概要

詳しくは、当該 医学専攻 機能展開医学系:皮膚科学・形成外科学講座 ホームページをご覧ください。

構成員の紹介

教授 河野 通浩 Michihiro KONO
病院講師 野口 奈津子 Natsuko NOGUCHI
助教 手塚 崇文 Takafumi TEZUKA
助教 加藤 真紀 Maki KATO
助教 山川 岳洋 Takehiro YAMAKAWA
助教 能登 舞 Mai NOTO
助教 豊島 あや Aya TOYOSHIMA
助教 佐藤 貴彦 Takahiko SATO
医員 東海林 怜 Rei SHOJI
医員 佐藤 有里子 Yuriko SATO
医員 玉川 栄樹 Eiki TAMAGAWA
医員 小松田 恵理子 Eriko KOMATSUDA
医員 佐藤 晴香 Haruka SATO
医員 赤坂 有妃子 Yukiko Akasaka
医員 五十嵐 光汰 Kouta IGARASHI
医員 五十嵐 陽美 Minami IGARASHI
医員 陳 叶 Ye chen
大学院生(医員) 円山 尚子 Naoko ENZAN
大学院生(医員) 新田 悠介 Yusuke NITTA
大学院生(医員) 齊藤 陽平 Youhei SAITO
大学院生(医員) 熊谷 史子 Fumiko KUMAGAI
大学院生 長井 拓哉 Takuya NAGAI
大学院生 伊藤 拓 Taku ITO
非常勤医師 佐々木 晴恵 Harue SASAKI
秘書 京野 恵理子 Eriko KYONO
秘書 石沢 沙織 Saori ISHIZAWA
実験助手 鈴木 倫子 Tomoko SUZUKI
実験助手 髙橋 由梨亜 Yuria Takahashi
 

教育と研究の概要

主な担当授業

【講義】
 臨床医学III 皮膚(Dermatology and Plastic Surgery) ―皮膚の特性と病態―

『授業の概要』
 以下の皮膚疾患の病因,病理生態,症候,診断と治療を解説する。
 1.湿疹,皮膚炎群
 2.蕁麻疹,痒疹,皮膚そう痒症
 3.膠原病と類縁疾患
 4.紅斑症,薬疹,血管炎,紫斑病
 5.末梢循環障害,物理化学的障害
 6.水疱症,膿疱症
 7.色素異常症
 8.結合織疾患,肉芽腫症,皮膚萎縮症,代謝異常症,早老症
 9.遺伝性角化症と炎症性角化症
 10.感染症と付属器疾患
 11.母斑と母斑症
 12.良性および悪性腫瘍

『ねらい』
 ・皮膚の構造と機能を理解する。
 ・主な皮膚疾患の病因,病態生理,症候,診断と治療を学ぶ。

【学生実習】
 CC1:皮膚科・形成外科学総論、各論、臨床実習(外来・病棟実習)
 CC2:皮膚科・形成外科学臨床実習(主に病棟実習)
 目標:
 ・皮膚疾患を有する患者の病歴を聴取し、身体所見を的確に表現する。
 ・皮膚疾患の診断に必要な検査の意義、方法を理解する。
 ・得られた検査所見をもとに、治療方針を考えることができる。



主な研究対象

(皮膚科学・形成外科学講座のサイトもご参照ください)
http://www.med.akita-u.ac.jp/~hihuka/

主な研究テーマ
1.色素異常症
・遺伝性対側性色素異常症の病態解明と新規治療法開発
・網状肢端色素沈着症の病態解明と新規治療法開発
・Dowling-Degos病の病態解明と新規治療法開発
このほか、さらに様々な色素疾患について遺伝子診断も含めて検討して、新しい病態を明らかにします。

2.アトピー性皮膚炎
・アトピー性皮膚炎患者の角層セラミドの解析
・角層セラミド測定による皮膚バリア機能マーカーへの応用開発
・角層セラミド解析および皮膚バリア機能測定による病態解明と新規治療法の開発
・アトピー性皮膚炎の新規関連遺伝子の同定

3.皮膚の遺伝病
・各種遺伝性皮膚疾患の遺伝子診断による新しい病態の解明
色素異常だけでなく、様々な遺伝性疾患の遺伝子診断を行いながら新しい病態を明らかにします。たとえば、拘束性皮膚障害(Restrictive dermopathy)など極めて稀な疾患についても遺伝子診断を行います。

4.乾癬に関する研究
・乾癬外来患者さんからご提供いただいた臨床データを使った臨床研究
・尋常性乾癬の新規関連遺伝子の同定